雑学

小便器に氷が詰められているのは何故?

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居酒屋やホテルなどの男子トイレで小便用の便器に氷がギッシリ入っているのを見かけることがある。小便器に氷が詰められているのは何故だろうか?何か意味があるのだろうか?

実際に小便器に氷を詰めている飲食店に聞いた。小便器に氷を詰めている理由ですか?掃除が楽だからです。この店の便器は用を足したあと、自分でボタンを押し、水を流す仕組みになっている。が、忘れる人が少なくない。

小便器に汚れがこびりつく

どうしても小便器に汚れがこびりつくことになり、洗剤を使ってプラシでゴシゴシこすらなければならなくなってしまう。小便器に氷を詰めておくと氷が解けるのと一緒に尿が流れるので小便器の汚れは格段に少ないのだという。

小便器のことならTOTOだろう。広報に問い合わせた。対応した担当者は質問すると一瞬絶句し、気を取り直したように、さすがにわが社でも小便器の氷については調査したことはありませんと言いつつも次のように話してくれた。

小便器に氷を入れると水道料金が激減

小便にはアンモニアやカルシウムが多いのですが、乾燥すると塩分が多くなって小便器にこびりつきますからね。水の節約にもなるのだ。小便器に氷を詰めたために不具合が生じたという話は聞きませんというから、小便器に氷は使うべきなんだろう。

TOTOによれば、小便1回ごとに流す水の量は2〜4リットルというが、先の飲食店では夕方の開店時にいっぱいに小便器に氷を詰めておけば補充しなくても済むし、月間の水道料金も激減するという。

小便をする人にとって

小便をする人にとって山と積まれた氷に浴びせるのは気持ちがいいだろう、という点が一つ。しかし、小便器にはたいてい芳香剤が置いてある。におい対策のためだけの氷とは考えにくい。

しかし、小便器に氷が入っているかどうかで飲み屋を選ぶハズもないが、と思っていると担当者はこう続けた。温かいとすぐに蒸発して、小便特有のにおいが発生するんです。小便器に氷が入れてあると、においがしにくくなりますよ。

なるほど、氷を小便器に詰めているのには、そういった理由があったようだ。小便器に氷。節水と臭い対策の両方ができるならこんなに便利な方法はないだろう。小便器に氷は、おすすめの方法といえよう。

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