雑学

バンパイアの正体は仮死状態で埋葬された人

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
アンネの日記は

バンパイアの正体は仮死状態で埋葬された人

バンパイアの正体は仮死状態で埋葬された人というのをご存知だろうか。昼間は棚の中で眠っていて、日が落ちると人間の生き血を求めて動きだす。外見は人間と同じだが、影はなく、その姿は鏡に映らない。ブラム・ストーカーの小説、吸血鬼ドラキュラに登場するおなじみのバンバイアだ。ストーカーの小説があまりにも有名なため、日本ではドラキュラが吸血鬼の代名詞となっているが、吸血鬼の正しい呼び名はバンパイアである。このバンパイアを扱った小説では、レ・ファニの書いた、吸血鬼カーミラがよく知られている。

バンパイア伝説はヨーロッパ各地に古くからあり、中でもルーマニア北西部のトランシルバニア地方に多い。バンパイアの正体は、肉体をもったまま暮場から戻ってきた死者で、人間の生き血を吸ってその生命力を奪うということになっている。その退治法も場所によって様々だが、サンザシの杭で心臓を貫く方法が最もよく知られている。その他、野生のバラの木やトネリコの木で作った杭を使うという所もある。

ニンニクや十字架にも弱い。また、土曜日に生まれた者はバンパイアの正体を見抜く能力があるとか、白い羊膜をつけて生まれた人は赤い羊膜をつけて生まれたバンパイアと戦う力を持っているなど、面白い言い伝えもあるのである。

バンパイア伝説

さて、このバンパイア伝説はなぜ生まれたのか。これにも諸説があるが、主なものを挙げてみよう。まず、埋葬した棺が完全な密閉状態にあり、後から棺を開けてみたら、死体が腐敗しないで元のままの形を保っていたものをバンパイアとした説。これは、普通の人の死体は腐敗するが、破門された者の死体は大地が受け入れないので腐らない、という宗教上の考え方から生まれた。

また、麻痺状態や仮死状態にあった人を、死んだものと思いこんで埋葬したところ、その人が土中で息を吹き返し、棺のフタを開けて家に帰ってきた。それをバンパイアになって戻ってきたものとかん違いしたという説もある。

気がついたら土中に埋められていて、死ぬ思いで棺のふたをこじあけてようやく家に帰ったら、今度はバンパイアと見なされて家族や親戚に殺されそうになるのだから、本人にすればたまったものではなぃ。いずれにしても、バンパイアは、死者を火葬にしないで土中に埋葬していた風習に由来したものであることだけは確かだ。

バンパイア(吸血鬼)は実在するという人もいる。現在の吸血鬼に対する考え方は古代ルーマニアから続いている。東欧で死者が生き返ったという噂が広まったことがあり、それが、バンパイアと言われたことも。

バンパイアやゾンビは空想上の生き物だと思っている人が多いかもしれませんが、実はこれらにはモデルがいるそう。イギリスには約1万5000人のヴァンパイアが存在するという話も聞く。本当だろうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加