雑学

バイクについている三角のマークの意味って何?

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バイクの後ろに貼られている三角のマークって何かご存知だろうか。すべてのバイクについているわけではないのだが、道端に放置されたバイクを眺めていると、後輪の泥よけ部分に白い三角マークがついているのを見かける。

いったい何の意味があるのだろうか。これは、外見で両者を見分けるのが難しいので、交通取り締まりをしやすくするために警察がマークをつけさせているのです(バイクメーカー関係者)、という話だ。

警察がマークをつけさせている

3省庁がバイクの業界団体に

警察庁など3省庁がバイクの業界団体に必ずこれを順守するようにと強い文面でマークの表示を通達したのは、1954(昭和29)年のこと。以来、国内で発売される二種原付には出荷時にマークがつけられている。

一種原付は、2人乗り不可、複数車線の道路では2段階右折の義務がある。一方、二種原付は2人乗り可で2段階右折は不要。両者は交通ルールが全く違う。二種原付では、車体後部の三角マークのほか、前部にも白い帯状のマークをつけることになっています。

前部にも白い帯状のマークをつけることになっています

50cc以下の一種原付と区別するためのマーク

三角マークは、排気量が50cc超~125cc以下の二種原付と呼ばれるバイクを、50cc以下の一種原付と区別するためのマークです(国土交通省)。しかし、一種原付の車体は一種原付のフレームを使って排気量を50cc超にしている場合があります。

ただ、実は、マークの表示は法律上の義務ではなく、違反しても罰則はない。ナンバープレートの色が、一種原付は白、二種原付はピンクか薄黄色なので、交通取り締まりの際はナンバーの色によっても見分けがつくのです(警察庁)。

交通取り締まりの際はナンバーの色によっても見分けがつく

マークなしの二種原付でも

マークなしの二種原付でも、本来マークをつけるべきではないのにつけている一種原付でも、警察が取り締まることはありません。

ということは、実は、三角マークは、警察が必ずつけろと言っている割には、あまり意味がないともいえるかもしれない。三角マークを見たことがないという方は、ピンクか薄黄色のナンバープレートをつけたバイクを探せば、見ることができるだろう。

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