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頭の良い犬が必ずしも最良のパートナーとは限らない

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私たちは習慣の生き物であり、利口な犬は家族の翌慣を学びとって予測するようになる。学習能力に優れた犬は、家庭内での日常的なことがらについてものみこみが早い。知能の低い犬は反応が鈍い。部屋の真ん中の快適な場所から立ちあがろうとはせず、なにが起こるのかな?といった顔で、ぼんやり見あげるだけかもしれない。頭のいい犬は、主人がコートを着て引き綱を手にとれば、次なる行動としては散歩に行こうか?という言葉が続き、ドアのほうに向かうことになり、楽しい外出が待っている、とたちまちのうちに学んでしまう。

知能の高い犬のほうが反応が早く、良き伴侶になってくれそうだが、その反面、ある行為に結びつくわずかな合図にも敏感に反応する。そして、いつもはコートを着れば次に散歩用の引き綱を手にする行為が続くので、利口な犬はその間接的な合図だけで反応してしまう。ある人はスタンダード・プードルを飼っていたが、日常会話の中でも散歩という言葉を聞いたとたんに犬が玄関のドアに走り、早く行こうと吠えるので、この言葉が使えなかったという。

本当に頭の良い犬は

しかし、本当に頭の良い犬は、飼い主が望もうと望むまいと、もろもろの関係を学びとってしまう。彼女は散歩と言う代わりにアルファベットの綴りを言うようにしたが、数週間のうちに大はw・a・l・kと発音されれば散歩と同じ意味だと理解し、その綴り言葉にも反応するようになってしまった。利口な犬は先回りしすぎて、厄介になる場合もある。

主人が買い物に出るためにコートをはおると、犬は興奮してドアのあたりで跳ね回ったり吠えたりし始める。ドアのほうに行くだけで、散歩だと思い、興奮状態が呼び覚まされる。冷蔵庫が開く音がすれば、ごちそうが食べられるという経験を何度かくり返すと、主人が冷蔵庫を開けるたびにその足もとに犬が待機するようになるだろう。あるいはキッチンに入っただけで、そうなる。利口な犬の逸話は数えきれないのである。

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