雑学まとめ

当サイトでは、明日すぐに友達に話したくなるような、あらゆる情報を紹介しています。

アウトドア

アルピニズムとは登山という意味です

投稿日:

・危機管理は自分の頭で考えるべし

昭和30年代、登山に夢中になっていた日本の若者たちの憧れは、リオネル・テレイ、イ・ラシュナル、ワルテル・ボナッティ、ガストン・レビュファといったヨーロッのアルピニストたちでした。その中の一人、ガストン・レビュファが来日して開催された講演会には、1000人を超える登山者が集まり、会場となった東京・有楽町のよみうりホールは溢れんばかり。あるベテラン登山家もそのうちの一人でした。

孔子の弟子が知るということについて質問すると、子曰く知らざるを知らずと為す是知るなり(知らないことは、知らないと自覚すること、これが本当の知るということである)。アルピニズムはなによりも自覚の問題だと教えられたと言います。自分はなにがしたいのか、そしてなにができるのか。レビュファは修業中、先輩のガイドから、まず頭で考えろ。アルピニズムとは、登山という意味です。かの論語にもありました。

本当に問題なのはなにかを自覚

本当に問題なのはなにかを自覚し、それを考えなくてはいけません。山における危機管理も、これと同じだと思います。カサをさして山道を歩く場合は、特に狭い山道ではすれ違いなどで配慮が必要です。雨具を着ずにカサで行くか、カサはやめて雨具を着て行くかは、このようなことを勘案して当人が自ら判断しなければなりません。すれ違う人と反対側にカサを倒すことですね。すれ違いに際しては、江戸仕草という言葉を思いだして下さい。

それにしても、カサはなかなか便利な道具です。例えば、外でコンロを使うときには、風除けとして役立ちますし、ツェルトという登山用の小型軽量の簡易テントを頭からかぶったときには、中でカサをさすと空間を確保できます。危機管理ってなんでしょう。自分の頭で一度ゆっくり考えてみて下さい。命を奪うカサもあれば、守ってくれるカサもあります。山登りでカサを使うことを否定するのは簡単ですが、それで危機管理ができたことにはなりません。まず頭で考えろ。自分はなにがしたいのか、そしてなにができるのか、ですね。

-アウトドア

執筆者:

関連記事

no image

キャンプが楽しくないと感じる年齢-子育ての難しさと親の葛藤

いつものようにキャンプをしていた夜、娘は遠い目をして心ここにあらず、父との会話や読書にも食指を動かさない。何かが今までと違うことに気がついた。父親に連れられてハイキング、パックバッキング、それを7年間 …

no image

道なき道は「藪遭ぎ」で抜ける

・道なき道は「藪遭ぎ」で抜ける ふつうの山歩きでは道に迷ったときとか、道が崩落して消失しているときなど以外にはまずない。河原などではススキの密生地を抜けたり、高山帯ではハイマツの中を抜けたりするときに …

no image

山での行動食でのおすすめは何?

お昼の弁当といえば、昔は手作りのおにぎりかサンドイッチと相場が決まっていましたが、昨今ではコンビニのおにぎりが主流です。日帰りのハイキングなら、それで問題ありません。行動中、昼飯に相当する食事は行動食 …

no image

明日はあの山-次にチャレンジするという楽しみを持とう

ある山の頂上に立った時、別の山の頂上を見、次はあの山にしよう、と考えたそうですが、街の中に下りてその時の登り方などを反省し、さらに次の山に思いを馳せる、この繰り返しで山登りは面白くなっていきますし、街 …

no image

山のぼりで目印のイタズラによる遭難

芦屋市や神戸市の「高座の滝」や「荒地山」(標高五四九m)、「ロックガーデン」などは、都会の近くでありながら本格的な山の雰囲気が味わえることから、山歩きコースとして人気が高い。しかし、四月だけでも二人か …