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アメリカの自由と正義を守るために自由が必要である

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国際司法裁判所は、一九八六年に米国政府の主張を退けニカラグアの言い分を認めた。世界秩序を守ることで知られている法曹界の権威はこの判決を受け入れず、その根拠として、アメリカが自由を守るために自由が必要である(トマス・フランク)と述べた。ニカラグアを始めとする中米のほとんどの地域を荒廃させながら、アメリカが行ってきたように、国際司法裁判所は、ニューヨーク・タイムズ紙の編集者から敵意ある法廷と非難され、それゆえに国連と同様、問題外だとされたということだった。

米国政府は非現実的な法律重視の手段を阻止し続け、遂には暴力によってそれを終わらせるのに成功した。議会はただちに一億ドルの追加援助を承認し、同裁判所が不当な武力行使と非難した行為を助長した。コントラへの援助は、一様に人道的とされ、同裁判所の明確な裁定を侵害した。賠償請求は初論、論外だと片付けられた。アメリカが再び支配権を掌握した後に、ニカラグア政府は大きな圧力をかけられ、裁判所が命じた賠償金の請求を取り下げた。国際司法裁判所は更にアメリカに賠償金の支払いを命じ、ニカラグアは国際的な監督のもとで、損害額を試算したようであった。

見積額は一七〇億ドルから一八〇億ドルの間だった

見積額は一七〇億ドルから一八〇億ドルの間だった。イラクがクウェートを征服した際に殺害された人の数は、それより数ヵ月前にアメリカがパナマに侵攻した時と同程度(さまざまな推計によると、数百または数千人)だと思われる。興味深いことに、一七〇億ドルという金額は、イラクがクウェートを侵攻した賠償として、その国民と企業に支払ったのと同額だったようである。

これはニカラグアにおける死者数の何十分の一にすぎず、一九八二年にアメリカの支援を受けてイスラエルがレバノンに侵攻した際に殺害された人の、恐らく五%に相当するだろう。そういったケースでは、もちろん賠償は全く考慮されないとのことだった。

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