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アメリカ大陸のための経済的ナショナリズムを排除

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アメリカはアメリカ大陸のための経済的ナショナリズムを排除しようと意図があった。最初の受益者はアメリカの投資家でなければならず、中南米諸国はそれに奉仕する役目を果たすべきだ。ラテンアメリカ人は、国内資源の開発の恩恵を最初に受けるのは、その国民であるべきだと確信している。だが、それは容認できないことだった。

冷戦の最中ですら、共産主義による第一の脅威は共産圏諸国の経済的変貌であることを、編察力ある識者は理解していた事実を思い起こすべきだろう。経済的ナショナリズムは米国経済の重要な要素のままだった。米国経済はしばしば防衛という隠れ葉をかぶり、強力な国営部門にこれまで以上に依存するようになっていたのである。

ファシスト国家との関係の分析的な枠組みは、まさに想起する価値のあることだ。ただ単に、その枠組みが今日までこれほど一貫して再現されているからにせよ、またそれゆえに世界に関して実に多くのことを教えてくれるからにせよ、一考する価値がある。

両大戦間の時期に展開し採用した

アメリカの政策立案者たちが両大戦間の時期に展開し採用した、ヨーロッパ・ファシズムの右翼独裁政権との関係に対する分析的な枠組みが、戦後もずっと継続したのか説明がつく、と歴史家のデーヴィッド・シュミッッは書いている。ファシスト流の極端なナショナリズムは、西洋経済が広範に浸透することを認めていた上、頭痛の種である労働運動と左翼及びこうした人々を活動させる民主主義の行き過ぎを弾圧した。ムッソリーニに対しては、溢れんばかりの支持が表明された。

大戦間の時代におけるファシズムの興隆は心配の種になったが、米英両政府と産業界及び多くのエリートの見解では、一般にむしろ好意的に見られていた。世界は強国とジェームズ・マディソンの言葉を借りれば、彼らの手先と圧制者である民間機関によって少なからず形作られてきている。マディソンが主たる立案者であった民主主義の実験の行く末を案じて述べた言葉である。

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