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政治

アメリカとイスラエルはアラブ諸国は軍事的な脅威にはならないと考える

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アメリカでは、エジプトが平和を提案した一件は有名ではない。それどころか、知られてもいない。一九六七年以降、アメリカとイスラエルは、アラブ諸国は軍事的な脅威にはなりえないと考えるようになった。ヤミット市は戦争を意味すると警告も発した。サダトはまだ、ソ連の顧問を追い出すなどの措置を講じ、何とかアメリカから黙認されたいと願っていた。その言葉は真剣に受け止められなかった。

政策の必要条件にそぐわない出来事がたどる共通の運命である。キッシンジャーはエジプトが容易に侮れない相手であると気づき、往復外交を始め、それが最終的に一九七八年から七九年のキャンプ・デーヴィッド合意へと発展した。一九七三年に、サダトは開戦に踏み切った。それはイスラエルにとり惨事に近い事態を招き、米国内でも警戒態勢をとらせる結果となった。パレスチナ人の運命が争点となり、サダトは世界のほとんどの国と一緒に、彼らの権利を主張するようになったからだ。

もっと悪い条件をのむことになった

キャンプ・デーヴィッドで、アメリカとイスラエルはサダトが一九七一年に出した提案を受け入れたが、両国にしてみれば、もっと悪い条件をのむことになった。これらの出来事はアメリカ外交の勝利として歓迎された。現実には、全てが外交的な大失敗だったのだが、ジミー・カーターは主にこの偉業達成により、ノーベル平和賞を受賞した。大国の特権の一つは、ほとんど異議を唱えられないという自信をもって歴史を書ける能力である。

アメリカとイスラエルが外交を拒否したことが恐ろしい戦争と大災害へと発展し、更には超大国同士の対決をも招来し、手に負えない事態になる可能性すらあった。従って、この惨事も歴史の中ではアメリカによる和平プロセスの大勝利と記録されるのだ。一九七八年と八二年にそれを実行し、以後レバノンの一部をほぼ二〇年にわたり占領し続けている。アラブの抑止力が排除されるとすぐ、イスラエルは占領地への国土拡大を強行し、更に北の隣国も攻撃しうることに気づいた。

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