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アメリカ合衆国は自国の安全確保のため武力を行使する主権を有する

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三月六日の記者会見で、大統領は問題はただ一つだ、と述べた。イラク政府は決議一四四一の要求通り無条件かつ完全に武装解除したか否か?米国政府はわざわざ、公式発表の本質的な空虚さが世界中の人々に明らかになるようにした。アメリカは世界中が反対しても世界の公正な要求にそって行動する。

フセインがいようがいまいが、イラクから脅されれば、アメリカ合衆国は自国の安全確保のため武力を行使する主権を有する。我々の侵攻は正当だ、とブッシュは宣言した。サダム・フセインと家族が国外へ退去しようとしまいと、我々はそれを必ず実行するだろう。国連はその責任を果たさなかった、つまり米国政府の命令に従わなかったので、帳尻の外に弾かれるのだ。

わが国の安全保障に関わることであれば、誰の許可も全く必要としない。つまり、国連の査察と安保理の討議は茶番劇だったのであり、イラクが完全に順守していることが立証されても関係なかった。大統領はたたみかけるように言葉を続けて、その質問への答は重要でないことを明らかにした。

大統領がこの唯一の問題を軽視している

ブッシュはその数日前にも、その唯一の問題に対する答は重要でないと明言していた。大統領がこの唯一の問題を軽視していることは、既に公式に表明されていた。体制転換はイラク人が望む体制を意味するのではなく、征服者が民主主義と呼ぶものを押し付けることであり、それが一般的な慣例なのだ。その数カ月前、ホワイトハウス報道官アリ・フライシャーは記者団にアメリカの政策は体制転換であり、査察官はいてもいなくてもいいと伝えた。

ブッシュが記者会見で自己矛盾を露呈していた頃、ジャック・ストロー英外相は、サダム・フセインが武装解除すればイラク政府がそのまま存続することを認めると言明し、従って唯一の問題は武装解除なのだと語った。解放や民主主義といった事柄は単に口が滑っただけで、イギリスはブッシュの根拠に依っままの武力行使は支持しないという。ただし、言われた通りに行動するとも明言したが。

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