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アインシュタインがニュートン力学を捨てた

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アインシュタインは、電気、磁気の学問をニュートンの力学で基礎づけ説明するのではなくて、電気、磁気の学問のなかに含まれているものをむしろ基礎に考えて、ニュートン力学を変更する、と。こうすれば無理がなくて、すっきりいろんなことが解決できることを示した。

アインシュタインがどのような形で解決したかというと、ひと口で言えばニュートン力学のドグマを捨てたということです。だれもがそれでもって基礎づけようとしていたニュートンの力学を、あっさり捨てた。捨てておいて、電気、磁気の学問の背景にある新しいものを見たのです。

当時の多くの学者は新しい電気、磁気の学問を偉大なニュートンの力学に従属させようとして苦労をしたわけですが、アインシュタインはそれを捨てることによって活路を見いだした。そこまで十分に問題が煮詰められていたとも言うことができると思います。

いろいろな新しいことにも適用分野も広まっています

科学の進歩でいろいろな新しいことにも適用分野も広まっています。ところが、当時の電気とか磁気の学問がどんどん精密科学になってみると、それはニュートンの力学では説明できないことに気づかれた。しかし、ニュートンの力学は依然として正しいんです。全体がゆき詰まったわけでもなんでもなくて、昔から合っていたものはそのまま合っております。大体は。

光とか電気とか磁気以外の現象にはニュートンの力学はこれまでどおりうまく合っている。つまり、それまでニュートンの力学を使って考えなかったことにまで広げて考えてみたら、合わなかったということなんですね。

電気とか磁気の学問がちゃんとした精密科学として研究され始めたのは一九世紀に入ってからのことですから、一九世紀中かかってこの問題は気がつかれてきたと言えます。したがって、両者の矛盾が解決しがたいものということに気がついてくるのは、じわじわとでした。その意味では、アインシュタインは出るべくして出た人とも言えます。

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