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ABSブレーキはべテランドライバーによる最高の操作をしのぐ

投稿日:2015年7月31日 更新日:

ABSは強くブレーキを踏んで車輪がロックしそうになると、自動的にブレーキの油圧を下げ、回転が回復すると再び油圧を上げるということを繰り返し、車輪がロックすることを防止する機構です。

以前は制動力はべテラン・ドライバーにおよばないとされたときもありましたが、最近のABSは深い砂利道のような特殊路面をのぞいて、ほぼあらゆる路面で制動距離の面からもドライバーズ・べスト(べテラン・ドライバーによる最高の操作)をしのぐようになりました。

自動車の型式審査を受けるときの制動力試験は、以前は車輪をロックさせて停止させたときの最短制動距離でしたが、制動力が向上した現在では、安定性すなわち制動力配分を重視して、ABSがついていない車でもロックさせないで停止する方式に変わっています。

ABSが装着されるようになると、それ以外に大事なことがまだあるのです。それは、ペダルを思いきり踏んでも車がスピンすることなく常に進行方向に向いている、制動中も八ンドルが効いてくれることです。

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後輪の先ロックを防止していました

バイクなどの二輪車では前輪をロックさせると、バランスがとれなくなって転倒してしまうので、後輪だけのロックが原則ですが、四輪車では逆になります。このため、以前は後輪の制動力は効きを少々犠牲にして理想制動力配分より小さく設定したり、リミッターやプロポーショニング・バルブ、ロード・センシング・バルプなど色々なバルプを装着したりして、後輪の先ロックを防止していました。

後輪を先にロックさせると、後輪は左右方向の頑張りを失って車はスピン(旋転)状態に入ってしまう。あらゆる条件で後輪を前輪より先にロックさせてはいけない。

ABSも当初は後輪先ロックによるスピン防止をねらった後二輪制御方式ではじまりましたが、この方式はあまり普及しませんでした。今日では四輪独立制御がふつうになって急速に普及してきましたが、こうなるとABSの電子制御によって、あらゆる条件の下で、後輪はもとより前輪もロックしない車ができるようになってブレーキ時の安定性は大幅に向上しました。

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