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医療

8020運動という厚生労働省のスローガンをご存知でしょうか?

投稿日:2014年11月17日 更新日:

八〇歳になっても自分の歯を二〇本残し、自分の歯でものを噛んで食事をしょうというスローガンの8020運動というのをご存知でしょうか。一九八九年の成人歯科保健対策検討会中間報告の中で提唱され、今でもそれが一つの目標として設定されています。

臨床的には、歯周病の患者が増えていますが、歯周病はいってみれば生活習慣病のようなものです。つまり、歯科医院の治療も、乳幼児から高齢者までの生涯を通して、その人、個人個人のライフステージに合った検診と治療が必要だということです。

これまでは、多くの人が最初は虫歯になり、そして歯周病になり、最終的には総入れ歯になるというのがお決まりのパターンでした。けれども、今はできるだけ自分の歯を残そうという、予防的治療、保存治療が主流になりつつあります。

介護保険が二〇〇一年四月に導入されたことにともない、介護の領域にも歯科が関わるようになりました。介護を受けている人は、歯磨きをしっかりしていないケースがあるという実状があります。とくに、寝たき町の状態になると、歯磨きは自発的にはまったくといっていいほどしていないのが現状です。それを十分に歯磨きするようにし向けるのが歯科医や歯科衛生士の仕事なのです。

保健所に勤務している歯科医師の数

ところが、各都道府県や保健所で働く歯科医師も歯科衛生士も不足しているというのが現実です。各都道府県や保健所に勤務している歯科医師の数は、一番多い新潟県、大阪府、沖縄県でも、各数名に過ぎません。中には、各都道府県や保健所で働く歯科医、歯科衛生士ともにゼロという自治体もあるのです。

歯科医院の数が、ついにコンビニエンスストアの店舗の数を超えたという話があるほど増えているのですから、それだけ歯科医は地域に密着した医療が可能だということにもなります。できれば、予防や検診を担当してくれるかかりつけ歯科医を作ることが理想です。

厚生労働省も、かかりつけ歯科医を勧めていて、かかりつけ歯科医が8020運動の推進役と規定されているのですが、まだまだその役割は市民の間では認識されていないでしょう。

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