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三つボタンが流行するまでの歴史

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今のような上着の原型が完成するのは、19世紀後半のことです。そして直接のデザインとしては、軍服から市民服へと変化したものと考えられています。そういうわけで19世紀末の、初期の上着は四つボタンということが少なくありませんでした。その軍服とは五つボタンの立型で、この立襟を外側に折り返したとき、現在の背広(カラーとラべル)が生まれたのです。

スーツはもちろんとして、替上着(スポーツ・ジャケット)やブレザーに至るまで、たいていの上着は二つボタンか三つボタンです。さらに三つボタンを進歩させて、二つボタンが流行となるのは1930年代のことです。つまりごく簡単に言えば、三つボタンはクラシック派であり、二つボタンはモダン派ということになります。これがいわば近代化されて19世紀のはじめは三つボタンが主流となっていくのです。

たいてい三つボタンをすすめられるのは

ヨーロッパの一流店で仕立てると、たいてい三つボタンをすすめられるのは、以上のような理由からなのです。ダンディズムの立場からすれば、なにごとによらず省略を嫌うところがあります。場合によっては襟裏に小さなボタンを付けることがあるのは、昔、第一ボタンを留めた名残りを大切にしたい、というわけです。もし二者択一ということなら、三つボタンに軍配をあげざるを得ません。応用範囲が広いし、結局は長く着られるからです。

もしも、二つボタン上着を買うか、三つボタンにするか迷ったなら、後者がおすすめです。ポイント回二者択一で迷ったら、応用範囲が広い三つボタンがおすすめ。また、背広を見るとき、どこに注目しますか?私の場合は肩とゴージです。ゴージはのどの意味。直訳すればのどの線ということになりますが、肩に注目する人は多くても、意外に見逃されているのが、ゴージ・ライン(gorgeine)です。カラー(上襟)とラペル(下隣)の間に、当然ながら一本の縫日がありますね。これがゴージ・ラインなのです。

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