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A型インフルエンザウイルスの構造

投稿日:2018年8月10日 更新日:

A型インフルエンザウイルスの構造はどうなっているのでしょうか。実はA型インフルエンザウイルスの構造はいたってシンプルで、タンパク質とRNAだけで構成されています。

ふだん私たちが苦しめられている分、なにか複雑なものであるようなイメージもあるかもしれませんが、実はこんな単純な構造となっています。

A型インフルエンザウイルスは、単純な構造であるため、エネルギーを合成したり、みずから動いたりすることはできません。

A型インフルエンザウイルスの大きさは、80~100ナノメートルで、粒子の表面にはスパイク状に出ていて、球形をした粒子形をしています。

ウイルスの表面は、エンベロープと呼ばれている膜で覆われています。ヒトの細胞の細胞膜と同様の脂質二重膜からなっています。

インフルエンザウイルスはエンベロープウイルスのーつです。エンベロープをもつウイルスをエンベロープウイルスと呼びます。

分離されたウイルスがどの種類のものであるのかを鑑別する際の、一つの指標、エンベロープの有無はウイルスの種類によって決まっています。

ノイラミ二ダーゼとヘマグルチニン

ノイラミ二ダーゼ(NA)とヘマグルチニン(HA)は、エンベロープの膜から刺さっている分子です。

ヘマグルチニンは、感染するときに重要な役割を担う分子です。ウイルスが宿主の細胞に感染するときに宿主の受容体に結合する部分です。ヘマグルチ二ンはウイルスの一番外側に飛び出しています。

ノイラミニダーゼは、ウイルスを外に出やすくする働きがあります。

宿主の細胞から外に飛び出すときに、感染細胞のなかで増えた子孫ウイルスが、細胞の受容体とヘマグルチニンの結合を切り、外に出やすくします。

また、ウイルスの膜であるエンベロープに存在する分子もあり、それがM2タンパクです。

M2タンパクは、エンドソーム内の水素イオン濃度を下げるイオンチャンネルの働きをします。エンドソーム宿主の膜とウイルスの感染時に宿主細胞のエンドソーム内に取り込まれたウイルスとの融合を引き起こすためです。

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